【漆喰】消石灰を主原料に、フノリ・ツノマタなどの「膠着(こうちゃく)剤」、 ひび割れを防ぐため「麻」などの繊維質を加え、水で練り上げたものです。
●漆喰は不燃素材● 火災時に死亡する原因の大部分は、煙に巻かれて窒息することです。 それも化学合成建材から発生する有毒ガスは大変危険な場合があります。 漆喰は江戸時代にも、延焼を防ぐ為の防火構造として発展しました。 それが 今に残る土蔵造りです。
●漆喰は呼吸している● 漆喰の最大の特徴の一つに、優れた吸放湿性能があります。 その為、土蔵の古文書なども保存状態が良いのです。 呼吸をしない新建材の住宅では、結露を起こしやすく、 カビ、ダニの発生、アレルギーといった非健康的な住環境に陥ってしまいがちです。 押入などに必ず漆喰を塗ってあったのは、先人の知恵なのです。
●漆喰は衛生的● 漆喰は無機の材料であり、強いアルカリ性。 よほど条件が悪く無い限り、カビも細菌も発生しにくいので す。 漆喰のベースであるカルシウムは、動物にとって最も親和性のある 無機材料です。歯も骨も貝殻も、みなカルシウムで出来ています。